青木ヨットQ&Aの使い方

青木ヨット・ボートQ&Aをご利用頂き、有り難うございます。少しでもお役に立てれば幸いです。

  1. まず探したい項目に合わせて、メニューをクリックしてください。そのカテゴリーに属するQ&Aが、一覧表示されます。
  2. 見つからないときは右上の「検索」欄へ、探したい単語を入力して、検索してください。
  3. 新たなご質問やご意見は、類似したQ&Aの下側に表示されるコメント欄へ、ご質問を記入してご送信ください。
  4. ご質問の文章は、管理者が書き換えることがあります。また掲載の判断は、サイト管理者が行いますのでご了承ください。
  5. このQ&Aは自己の判断によって、ご使用ください。その結果につきましては、責任を負いかねますのでご了承下さい。

レイジージャックの利害得失

Q: シングルハンドで、セーリングしております。
30フィートのメインセールは、重く、 バッキングで畳もうとやってみたんですが、難しいです。
メインセールを下す時に セールを雑索で結ぶまでが、大変です。
荒れた海では、なおさらです。 レイジージャックをご検討いただけないでしょうか。
また、別の方法があれば、ご意見を伺いたいです。

 

A: レイジージャックは便利に見えますが、万能ではありません。以下の表で利害得失を判断できます。

レイジージャックが無い状態での問題点は、下の表にあるように、一人ではセールを畳みにくい点です。
そこで改善のために、セールを一気にバッギングするのではなく、バッギングする時に、始めにラフ側をある程度丸めてから、まず雑索でブームへ仮止めする。
次にリーチ側をある程度丸めて、ブームへ仮止めする。
この手順を2回繰り返せば大丈夫です。
作業時には、風をはらまさないように注意が必要です。

 

 レイジージャック 有り  レイジージャック 無し
 1.セールを上げるとき  完全に風に立てないと、ヘッドやバテンがレイジージャックのロープに引っかかる。  セールをシバーさせれば上げられる。
 2.セールを下ろすとき  ラフをスライダーにしないと、ラフ全体が外へこぼれ落ちる。  一人ではセールを畳みにくい。
 3.リーフするとき メインハリヤードを下ろすとブームエンドが下がるので、トッピングリフトを調整する必要がある。  パーマネントトッピングリフトなら、調整の必要なし。
 4.メインセールカバー  レイジージャックが収まるための切り込みをカバーに設置する必要がある。  現状でつかえる。

セーリングの時、ジブがばたつくのは、どこが悪いのか

ジブがばたつくのは、3つの原因が考えられます。

  1. セールトリムの不適切。ジブシートが緩すぎて、ルーズトリムとなっているために、風がジブから逃げてしまい、ジブが裏風となって、バタバタする状態となる。
    対策:ジブを風位に合わせて、適切にトリムする。
  2. セールトリムが適切であるならば、ジブがツイストしてジブの上半分から風が逃げ、1と同じ現象となっている。
    対策:ジブトラックのジブシートリーダーを前方へ移動させ、ツイストしないようにする。
  3. ファーリングジブを縮小して使う場合は、2の対策が必要となる場合が多い。ファーリングジブの大半は、リーフして使うことを前提としていない事に起因する。

 

Zen24のハリヤードをダイニーマへ交換したい

Q

ジブハリヤードをダイニーマのロープに交換しようと思いますが、太さは何ミリが適当でしょうか。

A

ジブハリヤードをダイニーマのロープに交換するときは、現在と同じ、外径8mmをご使用下さい。
ハリヤード用のダイニーマのロープは、芯部のダイニーマの外周をポリエステルでカバーして、UVからダイニーマを守る構造となっています。
強度上は外径6mmでも十分ですが、引くときに細くて手が痛いので、8mmをおすすめします。

 

フェンダーの取付け位置と高さ

フェンダーは、片舷に3本取付けることを標準とする。艇の全長を前後に4等分して、取付ける。フェンダーの高さが低ければ、ガンネルが接触する。図示したようにフェンダーの肩が、ガンネルに来るように、調節する。

アンカリングの手順

★ポイント1

用意が整うまでスキッパーは、アンカリングする場所に進入しないこと。準備を終え、余裕のある水面でクルーと、充分に手順の打ち合わせを行う。

★ポイント2

アンカーロープの長さをスコープという。スコープは水深の6倍以上が必要。3倍は限られた条件の時だけ有効である。

 

anchoring-s

 

■バウ着け法の手順

  1. スキッパーは入港し、アンカリングに適切な岸壁を選ぶ。水深が分からない場合は測る。
  2. クルーは係船金具の形状を観察する。
  3. スキッパーはいったん余裕のある水面に出る。
  4. クルーはアンカーとアンカーロープをコックピットに出す。
  5. クルーはアンカーロープをコックピットの座席にコイルダウンする。
  6. クルーはパルピットの下をくぐらせたロープの端をクリートに結ぶ。
  7. クルーはもやいロープを2本だし、端をバウデッキクリートに結び、バウデッキにコイルダウンする。
  8. クルーはフェンダーを両舷につけ、ボートフックをコックピットに出す。
  9. スキッパーは用意が整ったら、アンカリングする岸壁へ直角に進入する。
  10. クルーはアンカーをスターンから吊り下げ、ロープをスキッパーに手渡す。
  11. クルーはバウデッキに行き、風上側の一番もやいを取る用意をする。
  12. スキッパーは、ロープが水深の6倍以上となる地点を見計らってアンカ-を下ろす。スキッパーは、ロープがもつれないよう、さばきながら繰り出していく。
  13. バウが岸壁から一艇身のところでアンカーの効きを確かめるため、ロープを引っ張ってみる。ただし、行き足は止めないこと。
  14. スキッパーはバウが岸壁から1メートルのところで、ロープをクリートに仮止めする。
  15. クルーは一番もやいを持って、岸壁に降り、係船金具に結ぶ。
  16. スキッパーはバウへ行き、2番もやいをクルーに投げる。
  17. クルーは2番もやいを結び、直ちに艇に戻る。
  18. クルーはバウが岸壁から3メートルほど空くように、もやいロープを調節し、クリートに結びなおす。
  19. スキッパーはアンカーロープを引き、アンカーが効いているか確かめる。効いていればバウが岸壁から2mほど空くところで、ロープをクリートに結ぶ。
  20. 余ったもやいロープと、アンカーロープをコイルダウンする。

 

 

PSS装着艇下架時の注意点

Q:今、船底整備で上架しているのですが、海に浮かべる時にPSSに対して何らかの対応が必要なのでしょうか。

A:PSSを装着した船は、上架するとシール内に空気が入ります。そのまま下架すると、海水がシール面まで届かず、海水による冷却・潤滑効果を妨げるので、下架した後は必ずシール内の空気を抜く必要があります。

両手でカーボンフランジを船尾側に押し、ステンレスローターとの間に隙間を作ると、空気が抜けてシール内に海水が入ります。この時船内に海水が漏れてくることがありますが、カーボンフランジから手を放して元の状態に戻すと、水はすぐに止まります。